Windowsのランチャー(launcher)ならColibri!!
余談
2年くらい前にランチャーと呼ばれるアプリをWindowsにインストールしたことがあるんですが、使い勝手以前にそのUIのあまりのショボさにすぐにアンインストールしちゃった経験があります。
その後しばらくはMacのDockに憧れてRocketDockを入れたりもしたんだけど、CPU負荷の高い3Dゲームしてるときとか、動画撮ったりしてるときとか余計に重く感じてしまい、結局アンインストールしちゃいました。
それで先日、「プロダクティブ・プログラマ」というプログラマの生産性向上術について書かれた本を読んだんです。ある章にランチャの効率性について書かれていて、改めて興味を抱いたというわけです。
MacのQuickSilverクローンということで紹介されていたのがこのColibri。Colibri(コリブリ)とはスペイン語でハチドリのことだそうです。なので、このアプリのアイコンもハチドリになってます。
インストール
以下URLからインストーラをダウンロード
Colibri - Type Ahead,
http://colibri.leetspeak.org/
インストールすると、ランチャーなのでインストール済みのアプリケーションを検索してインデックス化するようになってると思うんですが、それが物凄く早い。設定画面からインデックス更新ってコマンドもあるんですけど、それを実行しても3秒で終わったりと、なんか物凄く効率良い仕組みになってるんでしょうね。
使い方
初期設定ではCtrl + Spaceキーで入力画面が起動します。ショートカットキーは変更することが可能です。Alt + Spaceあたりが無難かも。
文字を入力していくと、検索候補にアプリが表示されます。特筆すべきは入力した文字に対して、常にワイルドカードで検索されるという点です。例えば「ff」と入力すると「f*f*」で順次検索されるので、Firefoxをちゃんと見つけてくれるわけです。しかも頻繁に使うアプリは優先的に表示してくれます。なのでAlias機能はないのですが、むしろ必要性を感じません。
そして、検索スピードが超早い!とても快適です。
スキン
デフォルトのテーマはショボいのですが、スキンを配置しColibriから設定してあげるとカッコいいUIへと変化します。
スキンのダウンロードは下記URLから
Colibri Talk | Google グループ
http://groups.google.com/group/colibri-talk/files
ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、Colibriのインストールディレクトリ直下に「Themes」というディレクトリがあるので、そこへコピー。
Ctrl + Spaceで入力窓を表示させ「Colibri」と入力。続いて「Preferences」、「Theme」と選択していけばテーマを変更できます(すぐ下の画像を参考にしてください)。
スキン - Quicksilver
Colibriはなんで流行ってないの?
こんなに使いやすくてカッコいいアプリケーションなのに、なぜ日本ではあまり使われていないのでしょうか!答えは簡単。Webサイトもアプリケーション自体も日本語化されていないからです。でも英語がまったくできなくても問題ありません。Colibriの設定画面の使い方(テーマの変更の仕方)さえわかれば、このアプリケーションの90%をマスターしたと言っても過言じゃないです。
だってアプリの検索システムがあまりにも優秀すぎて、テキトーに文字打つだけで簡単に起動できちゃうんですから。